【日経新聞より】オサレな注文住宅は考えもの???
㈱朝商ひとり広報課長の瀬谷です!今日は日経新聞より、デザイナーズ住宅の
注意点をお伝えします!
まぁ、「一戸建てを買うぞー!!」ってなった場合、間取り、設備、収納
と考えだせばキリがなく、妄想が止まらなくなりますよね。
だって、妄想はタダで、かつ無限ですから☆
私共、朝商でも「注文住宅」には今後力を入れていく方針ですので、お客様の
家族構成・ライフスタイルなどに合わせて、1つでも多くのご要望を「カタチ」に
して差し上げたい!と思ってはいるのです。
ただ、
本日の日経新聞にはオサレなデザイナーズ住宅について、
「かさむ修繕費・売りにくく」
というタイトルの記事が出ておりましたのでご紹介します。
大手住宅メーカーなどのテレビCMでも「これ箱ですか?」って思うくらいの
フラットで洗練された住宅が映ってますよね。
やけに窓が多くて、「日当たり・開放感半端ない!」といったものまであり、
瀬谷も欲しくなるくらいです。
しかし、このフラットな「軒がない」っていうのが、実は曲者だったりします。
軒のない住宅は一般的に雨漏りの可能性が高くなり、雨や風が外壁へダイレクトに
あたるので、劣化スピードが確実に上がります。
事前に劣化に対する対策・配慮をした上で施工するなら問題はないのですが、
何も考えずに「オサレだから、カッコいいから」といった見た目的な理由
だけで設計してしまうと思わぬ「修繕コストの高騰」を招いてしまいます。
また、外観にこだわって逆に形状が複雑だったり、装飾が付いていたり
しても、修繕費の半分を占める「足場代」が高くつき、費用も労力も無駄に
かかるだけでなく、「中古住宅市場での価値」もグッと下がります。
中古住宅市場では「より多くの人が好む外観や間取り」が好まれます。
まぁ、言い換えれば「無難」が一番ということです。
すでに中古である上に、突拍子もないデザインや形状をしている建物を
欲しがる人は早々いません。
現在、中古住宅市場に出ている物件の30%はなんと築10年以内の建物です。
施工当時は一生住むつもりでいても、仕事や家族の事情で手放さざるを得なく
なることも考えられます。
そうなったときに、ご自身の希望価格で売れる建物はほとんどありません。
かつ、間取りやデザインが特異となれば、さらにその価値は下がり、最悪、
買い手がつかないという状況も考えられます。
結局のところ、本当にデザイン性の高い住宅というのは、建物形状がシンプル
で、雨漏りや修繕、省エネ性、耐震性などについて十分に配慮されている、
「住んでからの全て」に優しい住宅なんですね。
その上に、売買時や賃貸時にも市場性が見込まれ、加齢配慮のある住宅が
最強です。
朝商でも、限られた敷地面積の中で、部屋の構成はシンプルに、家事同線は
便利に最短で、お子様部屋などは将来的に分室できるようになどの
「利便性と自由度、将来の修繕やリフォームが容易」になるような間取り、
作りのご提案をしております。
今、これが欲しい!
ではなく、
いかに長く快適に住めるか
を重視した設計を、朝商の専属一級建築士と一緒にしてみませんか?
土地はすでにお持ちで、建物だけ相談したい!といった請負のご相談も
大歓迎です☆
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